「S.M.W.(スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテン)/THUNDER」
こんばんは、
切株大好き
ベーシストも大好きwataruです。
というわけで今夜は切株派としての僕ではなく、かつてバンドマンでもあった僕の趣味全開で押し切りたいと思います。ていうかいっつも僕の趣味でゴリ押ししてるブログではあるのですが、今回のは特に間口が狭いYO!知ってるヒトは知っている、知らないヒトはぜんっぜん知らにゃいベーシストの、ベーシストによる、ベーシストのための、「音楽」なのですから。
このアルバムは、今現在の音楽シーンにおいて、おそらくトップ3であろうと思われるベーシストが組んでしまった、というだけでそりゃもう大騒ぎ、胸騒ぎがとまらないのでありまして、まぁ何ですか、ヌルいJーPOPなんか聴いてる人にとってみたらこの
「スカスカ感」の気持ちよさなんかビタ一文も理解できないに違いないでしょう。
3人のベーシストが集まって大暴れしてるのに、しっかりと「音が抜けている」←これがいわゆる「スカスカ感」ね。うるさくない。ぶつかってない。しかも、同じベースという楽器を弾いているのに、誰が弾いているのかというのが明確に分る。
こういうテクニックに秀でたベーシストの作るアルバムはマニアックになりすぎて、
「どうよ!オレってこんなに上手いんだぜぇ」という弾きまくり大会に終わってしまうことが多く、確かにテクニックは凄いけど楽曲自体があんまり良くなくて、結局飽きてしまう.......大体そんなパターンに陥ってしまう事が多いのでございます。
ですが、このアルバムに関してはそんな心配は無用なのでございます。
「わかってる」人の作るアルバムはやっぱ違いますよ。曲もイイんですよ。難解そうに聴こえても実はシンプルなのです。
↑左からヴィクター・ウッテン、スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー。
今回ので改めて思ったのは、マーカス・ミラーのベースの
重さ。
ソロでももちろん、ブイブイ、ブリブリといわせておるのですが
バッキングでのドスンと重たいベースの存在感は世界一なのだ、とね。
単純に、スタクラの曲をマーカスが弾いている!という事自体も嬉しいし。
6曲目の、
「Lospy Lu-Silly Putty」なんか悶絶モノでございますよ。この曲メッチャ好きです♪
マーカスや、若手ウッテンのやる気に押される感じで
僕の中ではジョージ・A・ロメロと同等ぐらいに
「御大」であるスタンリー・
神・クラークさんのプレイが元気モリモリ!
夢がモリモリ状態なのでございまして、もうなんちゅうかむっちゃくちゃキレまくってます。教えて下さい。どーしたらそんなチョーキングが出来るのですか。
マーカスやスタクラなどは実際にライブも観た事ある僕なのですが、今回この
変態アルバムに参加している若手ヴィクター・ウッテンのプレイを聴くのは実は初めてでして......
なんていうか、神様2人も居る前で、実にのびのびと、素晴らしいプレイを披露しております。
ソロ・アルバムも何枚か出してるようなので、こちらも聴いてみたくなりましたね♪
さて、なんだか意気投合しちゃったこの3人、有り得ない日程でワールド・ツアーに出かけておる最中でございまして、ここニッポンにも襲撃しにやってきます。トーキョー・オーサカ・フクオカの主要都市ツアーでして、オーサカは9月!観たい!観たい!
↑せっかくだから次はグラハムさんも入れてやってください!
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