「2LDK」
監督/堤幸彦
出演/小池栄子、野波麻帆
あらすじ:
2LDKのマンションでルームシェアをしている同じタレント事務所のライバル同士。なかなか芽が出ない自称映画女優の先輩・ラナ(野波麻帆)と、デビューしたてのB級グラビア・アイドルの後輩・希美(小池栄子)。ふたりは同じオーディションを受けて、結果発表を待っている。その発表を翌日に控えた夜、ふとしたきっかけで彼女らのうわべだけの仲良し関係が崩れ、普段はそれぞれに表面には出さずにいた相手への嫉妬とライバル心によるフラストレーションが一気に爆発!最初はちょっとした口論だったのに、遂には武器を使った殺し合いに至る鬼気迫る女のバトルが、2LDKのマンション内で繰り広げられる。(goo映画より)
おはようございます。
朝っぱらからブログを書く超・ヒマ人のwataruでございます。
「巷説百物語〜飛縁魔(ひのえんま)」を観てから、女優・小池栄子を追っかけてみよう!と思い、小池栄子出ずっぱりの映画は何かないのか、と探しておりましたら、ありましたよこんなのが。
監督は
「ケイゾク」や
「トリック」でおなじみ、堤幸彦。
出演は、小池栄子と野波麻帆のたった2人。しかも「2LDK」という限定空間で繰り広げられる女同士の殺し合い。もうすっかり忘れていた言葉、
ソリッド・シチュエーション
というのを思い出しました。というか、コレ、ソリッド・シチュエーション映画の代表格「SAW」の1作目よりも遥かにアイディアも優れているし、役者はブチキレまくり、バトルしまくりの、ゴリゴリにソリッド・シチュエーション映画。
このテの映画の結末は「だいたいみんな同じ」で、未見であってもあらすじを読んでしまえば大方の想像はつくでしょうが、意外にも、後味は
物凄く爽やか
なのでございます。
2人して、血の海のなかにドサーッと倒れ込む
(あ、いけねオチ書いちゃった♪テヘ♪)ラストシーンは、心の中にある「何か」を全て吐き出してしまった後のような爽快感を伴い、お互い、キレイな顔を腫らしまくって戦いきった小池・野波に
「ようやった!おまえらようやったでー!!」
と感涙のスタンディング・オベーション状態。これぞソリッド・シチュエーション映画の「手本」みたいな映画。
さて、お目当ての「小池栄子」は、といいますと、コレがまた物凄くイイ。
あの目をみたらわかります。役者の目。
いい仕事してるね栄子ちゃん!
ナイスっ!!
この映画、2人が殺し合いに使用する
「武器」が大変に面白いです。
何故一般家庭にチェーンソーがっ!?
という野暮なツッコミは無用。おまけに日本刀や十手、小判も。.......ってゆーかあったら面白いじゃん!!
さらには、「十手」の正しい使い方も学べるというオマケつきでございます。
「やいやいやい、御用だ御用だー!」と、威勢良いわりになんとも頼りない形状をした「十手」。果たしてコレにどんな威力があるのか。僕はこの映画を観るまで「十手」がいったいどんな武器なのか知りませんでしたが、観たら納得。
十手最強。
どのぐらい凄い武器なのかは、映画を観て確認しようね!!
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