「デッドマンズ・プリズン」
いや〜、酷いですよコレは。
ジャケットを一目見ただけで内容がわかってしまうチープさもさることながら、映画本編も
「お金ありませんから」的な貧乏臭い絵ヅラ。無駄に人体破壊シーンには気合いが入っているのに、それ以外は全くのスカスカ状態。特にガン・エフェクトは酷い。
発砲しても薬莢は飛びませんし、マズルフラッシュもモロ合成。
役者が「撃つマネ」してる上に、合成でかぶせてるもんだから、迫力がビタ一文もない。
メイキングも観ましたが、監督本人が撮影に入ってるのにもかかわらず
「あんまり台本読んでないから」
という、監督にあるまじき発言も。冗談でゾンビ映画作っちゃいました〜♪的なユルいノリが、役者やスタッフにまで蔓延しているようで、マジでカチンときた。
今日のwataruは怒っておるのでございます。
てめーら、ゾンビ映画なめんなよ!!
と、声を大にして言いましょう。
レンタル屋さんに行けば、コレと似たよーなクズ「ゾンビ映画」がごまんとありますが、そんなんばっかり発売しやがっていまだに
「THE HILLS HAVE EYES」を公開もDVD発売もできない映画業界って、いったい何なんですか?皆さん揃いも揃って腰抜けばっかりのようでございますねえ。
でもって、このタイトル。
「デッドマンズ・プリズン」。
あからさまに、何かと何かをくっつけてみましたー、的な。
む、ムカつくんじゃい!!
思わず借りてしまったじゃねーかよ(笑)。コレ絶対つまんない!とわかってても、つい、やってしまうのであります。それが、ゾンビ映画好きの、悲しい性。そんな僕らの習性を手玉にとるあたりが、ギョーカイのしたたかさでもあり。でも。
もしかしたら。もしかしたら面白いのかもー!とうっすら期待して鑑賞してみたら
やっぱりつまんねー!!
もう何回、こんな事を繰り返してきたことでしょう。あと何回、こんな事を繰り返すのでしょう。
頼むから、「ちゃんとした」ゾンビ映画を作ってくれ。
それが世界中のゾンビ映画好きの、
切なる願いなのですから。
もしこれから、この映画を観よう、なんて思ってる勇気のある方に、ちょっとだけポイントを。
まず、ゾンビですが、これは
「28日後....」や
「ドーン・オブ・ザ・デッド」系の、走るゾンビ。しかも返り血を浴びただけで即感染、というヒジョーにやっかいなタイプ。まあ、イマドキ・ゾンビって感じですかね。
あと、主人公の女性が
「友近」似。
ちょっとだけポイント、といってもコレだけしかありませんが(笑)。
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