「ウール100%」
監督/富永まい
出演/岸田今日子、吉行和子、北浦愛、ティアラ、兼田カロリナ、他。
こんばんは。「これは!」と思って観た映画がハズレだったりすると機嫌が悪くなってふて寝してしまうwataruでございます。1つ前の記事「サイレントノイズ」がまさにソレだったワケで。分りやすいでしょ?
さすがにコレで貴重な休日を潰すのはもったいないので、何かないかな〜と探していたら、この「ウール100%」が。
なんか、良さげ!!
「三年身籠る」とか「かもめ食堂」チックな匂いがします。先日観た「プレスリーVSミイラ男」で、予告編で入ってるのを観て、あー、これはいい感じの映画なのかも、と思ってたので、迷わずレンタル。
あらすじ:
もつれた毛糸をほどいたら、小さなシアワセみつかった
近所からはごみ屋敷と嫌われる家に住むおばあさん姉妹、梅さん・亀さん。家の中はもちろん、庭、屋根にいたるまで芸術的なまでに積み上げられた廃品は、彼女たちが何十年もの間、毎日のように町を歩き回り拾ってきたもの。ふたりはそれらを"ヒロイモノ"と呼び宝物のように大事にしていました。その愛情を受けてか、ヒロイモノは意思を持つ"モノノケ"になっていることをふたりは知りません。ヒロイモノ・モノノケたちは屋敷の傭兵のように梅さん亀さんのふたりっきりの世界を守ってきました。そんなある日、屋敷に赤い毛糸でセーターを編んではほどく少女・アミナオシが転がり込んできて、モノノケたちを退治していきます。すると不思議なことに、梅さんと亀さんの幼い頃の記憶が蘇えってきたのです。廃品を集め屋敷に閉じこもる原因となった思い出までも・・・(Amazonレビューより)
見た目とは裏腹に、結構ホラーな内容ですが、もうなんちゅうかたまらなくカワイイ♪
梅さん、亀さんが可愛い。
この人たちいったいどうやって稼いでるんだろ?とか、そーいう野暮なツッコミは無用。だってこれはファンタジーなのだから。
「アミナオシ」という妖怪(?)の造形もたまらなくキュート。編んでも編んでも満足できず
「編み直しじゃあーーーー!!」
と絶叫しまくり、迷惑このうえない。そして意外に
凶暴。
なんていうか、
「まんが日本昔話」がそのまんま実写になったような感じ、かなあ。
監督さんが女性ということもあり、とても繊細な映画。
観たあとに、じんわりと優しい気持ちになれます。
↑実は3人とも妖怪(笑)。
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