最近はどういうわけか“跡地”に足を向ける機会が増えている。
いわゆる「市民メディア」についての取材なのだが、その舞台というのがいずれも用済みになった港湾倉庫や少子化で潰れた小学校の校舎、あるいは地域内の施設統廃合で新たな用途を考えざるをえなくなった老人福祉施設……といった具合。そうした場所を拠点に地域再生を図ろうとするムーブメントがあちこちで起こっているのだ。というといわゆる“過疎化に悩む地方社会”での話かと思われようが、私が訪ねたのはいずれも東京駅から電車で30〜40分以内の場所の話だ。

(6月6日「横浜市民放送局」BankART Studio NYK=旧湾岸倉庫)

(6月14日「市民がつくるTVF 市民ビデオセミナー」こらぼ大森=元小学校)

(6月19日「おちあいFM」落合三世代交流サロンin西落合児童館2階)
「取材」と言いつつ、こうしたところを訪ね歩きながら和まされている日々なのかな。

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