「ドキュメンタリー映画『ぬくめどり』高円寺上映会&トーク報告」
映画の話
昨日(28日)は「
6.28 NO NUKES DAY 川内原発を再稼働させるな! さようなら原発★首都大行進」の取材・中継を終えた後に「
高円寺pundit'」へ。
以前仕事の取材でお世話になった
平林猛さん(かつての『週刊現代』記者にして、現在は潟{ス代表取締役としてテレビ番組や映画の製作やイベント企画など幅広く手掛ける)がプロデューサーを務めた
ドキュメンタリー映画『
ぬくめどり』の上映を観に行ったのだ。
(プロデューサーで潟{ス代表取締役の平林猛さん↓)
(『ぬくめどり』監督の杉浦弘子さん↓)
pundit店長の
奥野テツオさんとは「
阿佐ヶ谷ロフトA」の初代店長だった頃から私よりトークライブのイベント企画を持ち込んで実際にやらせてもらったり、私自身もライブに出演させてもらったりするなどお世話になっていた。
(pundit店長・奥野テツオさん↓)
そのテツオさんのpunditで『ぬくめどり』を上映するとのご案内を平林さんからいただいた時には「えっ!」と一瞬驚いたのだが、実はテツオさんと平林さんは、
康芳夫さん(1976年のアントニオ猪木vsモハメド・アリの異種格闘技戦をコーディネートしたと言われる業界では伝説的なプロデューサー。平林さんとは10代の頃からの友人)を通じてロフト時代からお付き合いがあり、それで今日の上映となったとのこと。世の中って狭いなあ。
で、映画の内容は、鷹匠として東京・奥多摩の山奥で「諏訪流」という流派を受け継ぐ第17代宗家・
田籠善次郎さんと門下生の方々の日々を追ったもの。門下生が、鷹匠の
大塚紀子さんをはじめ女性(しかも女子中学生が鷹匠を目指して入門してきたりする)が大半というのに驚く。クライマックスの、正月に浜離宮で行われる披露の場で、電通本社ビルから鷹を放つ場面には思わずハラハラ。
上映後のトークでは平林さんと監督の
杉浦弘子さん、さらに鷹匠の田籠さんと大塚さんが鷹を手に携えて登場。知られざる鷹匠の世界を、意外に(?)剽軽な田籠さんや大塚さんから、満員の観客(これも女性がかなり多かった)が熱心に聞いていた。
(主人公の諏訪流第17代宗家・田籠善次郎さん↓)
(同じく映画に主人公格で登場する鷹匠・大塚紀子さん↓)
(トークゲストで芸人、鷹匠スターシリーズ等、鷹匠ものまねの第1人者「
くじら」さん↓)
(熊本で鷹匠として猛禽専門事務所「
そらたか」を運営している
真野将孝さん↓)
などの方々も出演されるなど、楽しいトークライブでありました。あ、ちなみに田籠さんと大塚さんが右手に携えているのは本物の鷹です(「くじら」さんの前にあるのは模型ですけど)。ライブの最後のほうでは鷹を観客の方の手に乗せてみたり、実際に鷹匠の手で会場内で飛ばしてみたりという一幕もありました。
なお、今後の上映スケジュールは
7月12日(土)市川市文化会館
8月16日(土)彩の国さいたま芸術劇場映像ホール
9月2〜8日 札幌蠍座
が今のところ確定しており、来春からは都内でも劇場公開されるらしい。また、6月26日よりDVDがTSUTAYAとアマゾンでリリースされているとのこと。そして「予告編」は上記の『ぬくめどり』公式サイトのほか、YouTubeにて以下で見られる
◆映画「ぬくめどり」予告編 2014年春公開(11分05秒)
とても素晴らしく、見応えのある作品です。ぜひご覧あれ!

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