「神保町スーパー『冨士屋』、衝撃の倒産劇後の跡地はこんなんなっちゃった(汗)」
メディアの話
以前
こちらで紹介した東京・神保町の老舗スーパー「冨士屋」の倒産劇ですが、あれから二ヶ月を経て、跡地にはこんなもんが開業しちゃいましたよ。全くもう(汗)。
無味乾燥なCVS。というか実質的にはドラッグストアで、1F店内の片隅で酒とか雑誌とかも売ってるけど……今はこうやって、古くから街に親しまれたお店(スーパーにしろ書店にしろ)が、土地建物の持ち主の都合であっという間にこういうふうに変えられちゃうんだよな。
ちなみに、横断歩道を経た通り真向かいにはドラッグストアがあるけど、そことの競合は大丈夫なのかなあ。
そこから少し南に行った小学館の旧本社ビルは目下解体作業中。“本の街”として変わらぬかに見えた神保町にも、こうしてじわじわと変わっていこうとしている。そうした中でも今日(26日)からは「
第54回東京名物神田古本まつり」が開かれるわけだけど、お天気大丈夫かな。
あと「古本」とくれば「映画(の古典)」が同じ地域内で絡んでくるのが理想だけど、こちらも今や「
岩波ホール」ぐらいで、古本まつり開催の明日から「
ハンナ・アーレント」を故・高野悦子さん(総支配人)の追悼上映として行なうとか。
神保町、これからどうなっていくのかな。個人的に東京に来てきた25年前以来、基本的にそんなに大きく変わらない街だと思ってきたけれど、そこも今後ははたしてどうなることやら。

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