「『9条改正』『軍法会議設置』vs『兵士組合』『抗命権』?」
日記・雑記
ついに言いやがったな。
「
首相「9条」改正を明言 「3分の2」意識」
(MSN産経ニュース 2013年7月15日23:52)
世論調査の結果を受けて強気に出たわけだ。一方で、幹事長さんも堂々とこういうこと↓を言うようになった。投票日が近づくにつれ、だんだん物騒な言葉が出てくるようになってきたなあ。
「
平和憲法に真っ向背反 石破幹事長の「軍法会議設置」発言」(東京新聞7月16日)
そういえば7年前、
小川和久さんの『
日本の戦争力VS北朝鮮、中国』という本の製作をお手伝いした際、小川さんからこんな話を聞いたことがある(本の中にも載っている)。
日本と同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツでは、現在の軍隊に「
兵士組合」(つまり
兵士の労働組合)があり、なおかつ上官の命令に抗う「
抗命権」も認められているとのこと。
「抗命権」はともかく、そういえば今の自衛隊にそういう労働組合みたいな組織ってあるんだっけ? というか、そもそも現行法ではそういうのを作っていいの? 悪いの?(この辺を御存知の方はお知らせください。何せ不勉強者ゆえ f(^_^;)
ましてや「国防軍」になって「軍法会議」だ何だって話になるなら(というか、ならないで欲しいと思ってますけど)、上のような兵士組合とか抗命権なんかについても一緒に議論してもらいたいって気がするんだけど……何かそういう議論に進みそうもなさそうだね(- -
……などと、今から参院選の「戦後」のことを云々するのはどうかと言われそうだけど、同じ敗戦国のドイツの「戦後」を参考にするのは、悪いことではないでしょ?
まあ、全体としてみれば今度の選挙、確かに自民党が圧勝しちゃうのかもしれない。でも「政治」ってのが「選挙」だけで全て決まるわけじゃないってことは、私自身も過去の経験から学んできたし、他の多くのみなさんもだんだん実感し始めてきたんじゃないでしょうかね。
この先3年は「間接民主主義」による国政選挙はないかもしれない。でも、逆に言うならその間はむしろ「直接民主主義」の力でもって「いてこましたる」チャンスなのだq(^_^)b
とはいえ、その「いてこまし」の楔を打ち込みやすい橋頭堡を今度の選挙で確保できれば……と、仕事に追われて街頭での動きとかをなかなかウォッチできない、というか本当は「そんなことを書いてる暇があるなら原稿書け!」と怒られそうな状況にある私ですが(汗)、少しでも自分が思う「良い方向」に向かうよう、意志あるみなさんの御活躍に期待しておりますので、とりあえず仕事に戻ります。ではでは!

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