宇宙戦闘機への道  航空・宇宙機

宇宙空母ARMDシリーズに搭載された
ロッキーSF−3AランサーUは、
統合宇宙軍の2代目の宇宙戦闘機である。
その開発にはやはり新機軸の兵器としての紆余曲折が存在した。

宇宙戦闘機の開発は20世紀末より行われていたが
ASS−1(後のマクロス)落着以降に本格化した。
統合軍では敵宇宙戦力とその運用を想定した際に、
地球人から見てあまりにも巨大なASS-1を
標準的なサイズの戦闘艦であろうと仮定し、
このサイズの戦闘艦数隻による艦隊と、
その搭載戦闘機に対しての有効な打撃力を備えるべく
兵器体系を組み上げていったのだが、
実際に現れた敵艦隊の規模がその数十倍であったことを
目算が甘いと攻めるのは酷と言うものである。
大雑把な戦術としては、
宇宙戦闘機による対機動兵器攻撃後に
宇宙艦隊による対艦戦闘という
地球上の戦術と変わらない
2段構えで敵に臨むことが検討されていた。
その為、宇宙空間での攻撃の中心は
精密誘導兵器ではなく
大規模反応弾や核弾頭などの
広域破壊兵器を主体とする事が決定された。
そこで制作されたのがSF-1Aスターダガーである。
設計初期段階では
コクピットと推進器と姿勢制御装置で構成された本体と
その先端に装備された反応弾/核ミサイルという
シンプルなものだったが、
主武装を大規模反応弾とした場合、
場合によっては効果領域外へ退避出来ない場合があると言うことで
破壊力を少し落としたものとすることになりそうだったのだが、
それは本末転倒である事と
途中で新規に開発された発電用の反応炉搭載の目処が立ち、
単装だがビーム砲の搭載が決まった。
試作機の性能は上々であり、
建造中のARMD−01用に30機の生産が決まり、
配備時には大々的なセレモニーも行われた。
しかし、宇宙駆逐艦を敵艦隊に見立てた演習では、
なかなか思ったようにはいかず運用の再検討と
新型の設計案の検討が行われることとなった。
 
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今回発見された写真はSF−3Aの本体に
大型対艦反応弾頭ミサイルを装備したものであり、
ゼントラーディ艦隊襲来以降に攻撃力強化を目論んで
試作された実験機ではないかと思われる。
初期の宇宙戦闘機の構想に戻った形だが、
反応兵器の爆発に巻き込まれないようにする
何らかの解決策を見いだせたのかもしれない。
複数機を使用した攻撃次第では敵の標準型戦艦を
撃沈することが可能であるが、
対ボドルザー基幹艦隊戦では
その能力を発揮するまもなく消滅したと思われる。
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