2009/7/27

科学する心を育てる  教育・学校・教師

 皆既日食という大きな天文ショーがあって思い出したことがあります。それは宇宙の大きさのことです。

 人類が作り出した最高速の装置はおそらくボイジャー1号で時速およそ7万km、1時間で地球を2周近くする速さです。しかしその速さをもってしても、太陽系を脱出するのに29年もかかりました(1977年打ち上げ、2006年太陽系脱出)。現在は地球と太陽の距離(1天文単位)の109倍のあたりを飛んでいるはずですが、太陽の重力圏を脱するまでには、まだその100倍ほどの距離を飛ばねばなりません。

 また、そちらの方角に向かっているわけではありませんが、地球のような惑星を従えているかもしれない恒星(太陽のように自ら燃える星)のうち地球に最も近いケンタウルス座アルファ星に行くにしても、あと8万年ほど飛び続けなくてはなりません。

 銀河系にはアルファ星や太陽のような恒星が2000万個ほどありますが、2000万個の恒星を持つ銀河系のような島宇宙が、全宇宙には2000万個ほどあると言われています。ここまでくると人間の想像力を完全に越えてしまいます。

 翻って、人間の脳細胞の数は140億個です。恒星の数に比べるとずっと少なくなりますが、その働きとなると宇宙以上に分かっていません。
 現在までに発見されている元素はたったの113個。しかし原子の雲とかいった話になると、宇宙や脳と同じように、分からないことは山ほどあります。

 最近、日本の企業サイバーダイン社(映画「ターミネーター」シリーズで人間そっくりの攻撃ロボットを開発した架空の会社と同じ名前)が、ロボットスーツを開発して販売していることを知りました。身体の筋肉をわずかな動きを感知して、両手足に取り付けた機械で歩行を支援したり介護の現場で試用しようとするものです。

 科学の世界は日進月歩です。宇宙の神秘だの科学の進歩だの、理科離れが著しいと言われる今日でも、子どもに語って聞かせる話はいくらでもあるはずです。夏休み、いっぱい勉強したいですね。

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