2005/4/22

「家庭訪問、遅刻しないでください」  教育・学校・教師


 家庭訪問第一日目が終わりました。どうでしたか? くれぐれも遅刻しないようにしてください。中には1時間年休で職場離れ、もう一度戻ろうとしている人もいるのです。保育園のお迎えが気になって心臓をパクパクさせている人もいます。そうしたことが気になりながらも「一番後にしてください」とか「午後5時以降にしてください」とか言うのは失礼と考え、無理をしている人が2時台・3時台にはたくさんいるのです。

 遅刻してきた担任を見て「ああ、前の家で誠実な対応をして遅れたいい先生だ」なんて思う親はひとりもいません。よく知った家で話が簡単に切りあがったり、逆に話すことがありすぎて多少長くなったりといったことはありますが、許されるのはその程度の範囲でしょう。
 一軒で誠実な長い話をすれば、他の一軒で不誠実に短い話で済ませなければなりません。全ての家で誠実な長話を続ければ、延々と「遅刻」という不誠実を重ねなければならなくなります。

 もともと15〜20分といった短い時間できちんとした話し合いをしようとするのが無理なのです。子どもの将来とか今日の生活態度とかいった難しい話は十分時間をかけて行うもので、必要なら,後日改めて家庭訪問をしたり、学校に来ていただいたり、あるいは電話で済む話は電話で済ませればいいのです。その日に話し尽くさなかったことを、その日の夜電話でやり直すということはよくあることです。

 時間を守るとか机上整理とかいったことは単なる個人的な美学や性分の問題ではありません。それは他人に対して公平に与えた時間を公平に扱うという覚悟ですし、机の上を整理することによって遣り残しの仕事とそうでないものを明かにし、他人に迷惑をかけないという決意を示すものです。時間を守る、机上を整理するという目に見えるかたちで、自分自身に課していくものなのです。
 家庭訪問では時間を守ることが最大の価値、くらいに思って、どうか遅刻をしないようにしてください。


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