<浅川サイクリングロードについては、このエントリに加えてこちら(
浅川サイクリングロード完全ガイド2)でもGPSログで解説しましたので、参照してください。>
今日お会いしたNebulaさんが浅川サイクリングロードで戸惑った話をされていたので、ふと思い立って浅川サイクリングロードのガイドを書きます。
浅川のサイクリングロードのガイドは、インターネットを検索するといくつか見つかるのですが、地元の私からするとどれも不十分です。
写真がないので、Googleマップへのリンクを張っておきます。「サテライト」のボタンをクリックして適宜衛星画像もご覧になって、ズームUP/DOWNして参考にしてください。
多摩川サイクリングロードの
府中四谷橋、右岸を起点に、
南浅川の陵南公園までの片道約20kmのコースを解説します。
府中四谷橋から多摩川右岸のサイクリングロードを上流方向へ遡っていくと、
程久保川という小さな川になる。その最初の橋を渡って、そのまま浅川右岸のサイクリングロードへ回り込む。
そのまま浅川右岸をしばらく走る。最初の橋は
新井橋、モノレールが橋の上を通っているのでとても目立つ橋。アンダーパスを通る。
歩行者・自転車専用の
高幡ふれあい橋は渡らずに通過する。
高幡不動尊へのお参りは、ここで堤防を降りていく。
次の
高幡橋、これは高架になってる下を通過。
浅川に入って4つめの橋、
一番橋で左岸へ渡る。一番橋という名前が書いてあるのですぐわかる。
(一番橋の先は滝合橋まで右岸を走ることもできますが、狭い上にクルマの通りの多い一般道で、アブナイです。)
左岸を走っていくと、次の橋は
平山橋。ここでサイクリングロードは途切れる。平山橋は渡らず、横断歩道を渡ってそのまま住宅街への上り坂を上がる。道なりに行くと、突き当たり左に細い急な下り坂があるのでこれを下る。
平山団地に面したかなりのアバラ屋風の店舗の脇に出る。帰りのときのために場所を覚えておく。
左折して、団地の外周道路を進むと、
滝合橋に出る。ここから左岸に再びサイクリングロードが始まる。このあたり雰囲気よし。舗装部分が狭いので対向車がいるときはすれ違い注意。ただし浅川はすいてるので対向車はめったに来ない(笑)。
左岸を走っていくと、次にあるのが
長沼橋。この橋を右岸へ渡る。長沼橋を渡ると、湯殿川の合流点なので、湯殿川の最初の橋を渡って浅川へ回り込む。ここは数ヶ月前まで砂利だったが舗装されて快適になった。
右岸を走っていくと、次の
新浅川橋の下をくぐったところから一般道になるが、道幅は広く、クルマの通りも少ない。まあ、注意して走ろう。
八高線の鉄橋は、サイクリングロードでは珍しい踏切である。
ここから先は八王子の市街地だ。ず〜っと右岸を走っていけばいい。
次にあるのが甲州街道、国道20号の
大和田橋。
堤防の上は車道になっているところもあるが、河川敷にサイクリングロードが整備されているので、車道を走るところはごくわずかで、危険な感じはほとんど無い。また、堤防上の車道も、ありがたいことに日曜日は9時から17時までの間は歩行者・自転車専用にしてくれている。
橋のところでサイクリングロードが河川敷へ降りて橋の下をくぐるようになっているところが多い。この部分では舗装部分が狭いところが多いので、歩行者・対向車に注意する。
川口川へ行くときは、
浅川橋で左岸へ渡り、少し下流へ戻れば川口川の合流点である。
右岸を走り続け、
鶴巻橋のアンダーパスをくぐると河川敷が公園になっている。
鶴巻橋の上流部が南浅川と北浅川の合流点である。サイクリングロードは南浅川にしか整備されていない。そのまま右岸のサイクリングロードを走って南浅川を遡る。
いくつもの橋をくぐって走っていくと、
白い見事な石橋の南浅川橋がある。これを過ぎると向かい岸に陵南公園が見える。ここあたりの休憩スペースが折り返し点。
サイクリングロードは
この陵南公園の少し先のところで唐突に終わる。
陵南公園の中には飲み物の自販機があるほか、左岸の橋上の道路へ上がるとスリーエフがあるし、近くの国道20号沿いにはセブンイレブンもあるので、食料補給もできる。周辺には中華料理屋もあるので、メシも食うことができる。
まとめますと、
・府中四谷橋右岸から程久保川を回り込み、浅川右岸を上る。
・4つめの橋、一番橋で左岸へ渡る。
・次の平山橋から住宅街の中へ上り坂を上る。
・2つめの長沼橋で右岸へ渡る。湯殿川の最初の橋を渡って浅川へ戻る。
・ず〜っと右岸を走る。
・鶴巻橋の河川敷の公園から南浅川になる。
・見事な白い石橋の南浅川橋をくぐると、終点の陵南公園。
陵南公園から同じコースを帰る時は、
・ず〜っと右岸を走って、湯殿川を回りこんだ後の長沼橋で左岸へ渡る。
・次の滝合橋から平山団地の中を走り、あばら屋風の店のところから狭い急な上り坂を上り、住宅街の中を走る。
・平山橋に出るので横断歩道を渡り、サイクリングロードに戻る。
・次の一番橋を渡って右岸へ移る。
・後はず〜っと右岸を走っていけば、程久保川を回り込んで、多摩川右岸へ戻れる。
多摩川の日野橋右岸からアプローチする場合
・日野橋から右岸のサイクリングロードを走ると
行き止まりになるので、その100mほど手前で砂利道を下り、用水路を渡ると浅川左岸に出られる。
(砂利道がイヤな場合、
石田大橋のところで堤防を降りてモノレールを目指して進み、万願寺駅付近からモノレールに沿って新井橋へ出られる。)
・3つめの高幡橋のところまでは、左岸も快適に走れる。
・
高幡橋の上流側で200mほど一般道を注意して走れば、また快適なサイクリングロードが始まる。
・次の一番橋から先は府中四谷橋起点コースと同じ。
この通りに走っていけば、浅川は走りやすく、眺めもよく、とても気持ちのいいサイクリングロードです。皆様も是非どうぞいらしてください。
以上、浅川サイクリングロード、コンプリートガイドでした。

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