・Twitter
https://twitter.com/souvenir123

・Instagram
https://www.instagram.com/eminagaoka/

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2019/10/3

マイストーリー  日々のこと

「マイストーリー」ミシェルオバマ

どうしても読みたかった本。

はじめて出会ったのはニューヨークだった。
「Becoming」という題でストランドブックストア(ニューヨークの有名書店)で平積みになっていたのを手に取り、パラパラと頁を繰り、そのボリュームに「私の英語力だとこれは睡眠導入剤になるな」と判断。後ろ髪を引かれながら諦めて置いた本だ。

その後今月上旬に偶然立ち寄った本屋で、日本語訳が発行されたばかりだと知り迷わずレジに向かった。
大阪高島屋出展の行き帰りの電車で、休憩時間に、出展終了後も時間を見つけては読み進め、ようやく二週間かけて読破した。

オバマ元大統領の奥さん、という立ち位置は周知なものの、彼女個人のことを私は何も知らなかった。
幼少時代の家庭環境、学生時代のボーイフレンド、弁護士時代のこと、バラク氏と出会ってから、プロポーズ、そして結婚、出産、選挙戦へ。
いわゆる、ファーストレディに「なるまでの」くだりが全体の7割を占める。

ひとりの女性の自伝が、累計1,000万部を突破したのは「元大統領の奥さんが書いた本」というのが理由のひとつだろう。しかし彼女自身の魅力に惹かれて手に取った層も確実にいるはずだ。

教育(特に、今まで軽視されていた女子や有色人種、移民などのマイノリティに対するもの)が世界を変えると信じ、実践してきたこと。
「口煩い大柄の黒人女性」と共和党支持者から非難されることへの気持ちの整理方法。
夫が大統領になってからの、家族の日常を守るためにしたこと、マスコミやシークレットサービスへの距離。

どれもが縁遠いように思えて、実は我々にも身近なことなのだ。それが感じられるのは、労働者階級出身のどこにでもいる女性だと何度も自己紹介していたことと、迫害された日常をリアルに表現する力、加えて彼女が自分を俯瞰して見ることができたからだろう。

579ページにおよぶ大作は、読み終えた時の達成感がひとしおだった。

オバマ夫妻の指針として、私の好きな言葉がある。 ・

‘When they go low, we go high’ ・
(低俗な相手に絡まれたら)相手と同じところまで落ちるのではなく、私たちは誇り高く上がろう。

黒人という属性のために生まれながらに被差別の運命となった彼らが、学びと信念によって合衆国初の黒人大統領およびファーストレディとなった、その全てが詰まっている。

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ