東京で桜の開花宣言がある頃。
農場のまわりでは、まだ梅が咲き、毎朝氷が張る。
時には冷たい北風が吹き、雪が舞う。
毎年そうだけど、標高700メートルのこのあたりはこの時季、平野部との季節の差が一番大きい。
このところちょっと疲れてしまっていた。
冬じゅう外仕事をしていれば、体力も消耗するってもんだ。
まあ、そんな言葉ないけど、冬バテってやつだな。
こういう仕事だから仕方ないけど、年々辛くなってくる。
それも仕方ない事か。
毎朝、餌の入ったバケツを手に鶏小屋のドアを開けると、腹ペコのニワトリ達が押し寄せてくる。
メンドリの体重は大雑把に言うとうちの農場で一羽 1.8キロ程度。
かわいいもんだけど、一部屋100羽だと180キロ。
180キロの大きさのニワトリが「お腹減った、ご飯〜〜!」て近寄って来ると想像したらたらなかなかの迫力でしょ。
こっちも体調万全でないと踏みつぶされちゃう。笑
バテてるならバテてるなりにコンディショニングして、そいつらに立ち向かわないといけないのが鶏飼いオヤジの仕事だ。
もうじき4月。
気温が上がれば、草刈りやら何やらの作業も増えてくる。
調子、上げてかないとなっ!
画像は三軒茶屋のCafeCafeさん。うちの卵です。
こんな風に紹介されてます。ぜひお出かけください。
http://find-travel.jp/article/6959
