Q: 「このヒナ、何だと思う?」
(ヒヨコの配達に来て、他の農場に持っていく孵化後2週間程の大きさのヒナを見せてくれたヒナ屋 Tさん。いたずらっぽく笑いながら)
何?新品種?え、名古屋コーチン?だって足の色、灰色じゃないじゃん。
もうちょっと大きくなったら色が変わる?へー、そうなんだ。
前は小さいときから足の色グレーだったけど、今は違うんだね。
前飼ったときは、たまごのサイズは小さめだったけど、がっしりした大きな体で、きれいで、おとなしくてね。
もし余裕があれば、もう一回飼ってみたい品種だったんだけどな。
マイナーチェンジって言うのかな、名古屋コーチンも小さな品種改良してるんですね。性格も変わっちゃったのかな?
(佐藤ファーム・佐藤ジョージ)
記憶だけを頼りに書いてみると、今から20年ちかく前、一群、数百羽飼ったことがあります。
当時、全国の愛好家に散らばっていた名古屋コーチンを集め、愛知県の種鶏センター(???この辺の記憶が怪しいです。)でもう一度品種として「固定」しなおしたものを普及しようとしてた時期だったように憶えています。
卵肉兼用種なので、さすがにたまごは、カラの色も褐色ではなくサクラ色、サイズも小さく、産卵率も劣る、でしたので、それきりになってしまいましたが、にわとりは付き合いやすい「いいヤツら」でした。
当時は流通も整備されていなくて、西濃運輸の甲府ターミナル止めの引き取り指定、でしたので道に迷いながら軽トラで引き取りに行ったことを思い出します。