寒い日が続いている。
温度計があるわけじゃないので、正確なところはわからないけれど、毎朝マイナス5〜10℃の間ぐらいにはなっているんじゃないかな。
そんな寒さの中で朝の作業は始まる。
その温度だとなんでもかんでも凍ちゃっているから、とりあえずはエサをやる。
ニワトリは歯がない。飲み込んだエサは「そのう」という咽の次のところにある袋にためる。
そこで水や唾液を含ませふやかして、次の「砂のう(焼き鳥のすなぎも)」に送られる。
そこでエサといっしょに食べる砂ですりつぶして消化する。
だから歯で噛んで食べる動物よりも消化に時間がかかる。
エサをやってから体温が上昇しピークになるのに3時間かかる。
それにしても、この寒いのにまったくよく産んでくれるよナ。
ニワトリの体温は皮膚で39℃ぐらい、体内で41.5℃ぐらい。
この季節、朝の産みたてタマゴは表面の水分が本当に湯気になる。
寒さに負けないようにカロリーの高いエサにしている。
トウモロコシが多いから、黄身の色が濃くなっている。
トウモロコシは(ニワトリ用に挽き割りにしてあっても)ニワトリのエサの中では、粒が大きい原料だから、食べるニワトリと食べないヤツの差が出る。
それが黄身の色のばらつきになる。黄身の色がばらける季節だ。
午前11時をまわるとやっと少しゆるんでくる感じ。(天気のいい日はネ)
ゆるんでいる間に出来る作業をバタバタとこなす。
お昼。
うちに戻って食事をし、30分後。
・・・・顔が火照る。
歯がある動物は30分ってこと?
食べて消化して体温上がってます?
ずっと冷たい外気にさらされて縮こまった皮膚近くの血管が拡張してるってことですか?
うわ〜酒飲んだみたいにまっ赤っか。
そりゃお酒飲んだ時と理屈は同じなんだろうけどさ。イヤだなぁ〜。
それから、まっ赤な顔のまま軽トラを運転し、また現場。
みなさ〜ん、酔っぱらい運転じゃないですからね〜!
インフルエンザ流行ってきました。皆さまご自愛くださいませ。