「へ〜、じゃぁにわとりが風邪ひくとどうなるの?」
農場にいらしたご近所の方と話をしていて、にわとりの風邪の話になりました。
11月はじめの急な冷え込みで、ちょっと風邪っぽいのが何羽か出ちゃって、と話したらこんなご質問をいただきました。
「まず、くしゃみ・鼻水ですね。(笑)」
「(ヒトと)同じだ。」
「ですね。この時期やっぱり呼吸器官系の病気が多いですから。ひどくなっていくとたまごのカラなんかが薄くなったり産卵やめてしまったり。そりゃそうですよね、具合悪くなったらたまごなんか作ってる余裕、体にないですから。」
「それじゃ、どうすんの?」
「薬、使えませんから。他の鶏にうつらないようにして、広がらないように、一時的に高カロリー高タンパク質のエサの配合してやって、部屋の中掃除して、おだやかにして余分なストレスかけないようにします。ニワトリ自身の体力ではね返してもらうしかないです。」
「なるほど。」
「だから鶏小屋のそばを通る選挙カーにはぜひ静かに通っていただきたいんですよ。(笑)」
(おりしも、地元市議選の真っ最中。相変わらず候補の名前を連呼する拡声器の声は南アルプスの山々にこだまするのでありました。)
皆さまもどうかご自愛ください。