先日のマルクの結果を聞きに病院へ。
「骨髄がすべてなんでごぜーます。
これがねがったら、オラ夜さ、ひとりで厠にもいけねぇんだす。
おねげぇでごぜーます。
骨髄だけは持ってかねぇで下さいまし。」
マルクの結果を聞く時は、いつもこんな心境です。
きっと大丈夫。
悪いヤツらは、抗がん剤がみんなやっつけてくれたよ。
あんなに辛い思いして頑張ったんじゃないか。
と思うのですが、つい弱い僕が顔を出します。
そして、心臓がドキドキしているのが聞こえます。
すると先生は
「はい、異状なし。」
とあっさり。
いやあ・・・、あの・・、それが一番良いことなんだけど、もう少しドラマチックにやってもらえませんかねぇ?
と思うくらいに異常がない。
さらには、いつも渡される検査結果のプリントもシンプル。
「著変なし」
と書かれているだけ。
うれしいのか残念なのか段々分らなくなってくる。
「やったー!」
という風に素直に喜べばいいのにね。
人間って不思議です。
<オマケ>
僕が通う病院でも新型インフルエンザに感染した人がとうとう出てしまいました。
病院のスタッフはもちろん、外来に通う人もその家族もみ〜んなマスクをしていました。
それだけじゃない。電車に乗る人も街を行き交う人もみ〜んなマスクをしています。
していないのは僕だけ。
僕だけ?!
駄目じゃないですか!!
三上さんこそマスクしないといけない身体なんだから!!!
先生は、僕を叱りながらマスクをくれました。
いい人だ。

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