夕べ、テレビで映画「タクシー2」を観た。
最近チョッピリ映画付いている。
「タクシー2」は10年位前のフランス映画。冗談みたいな物語。リュック・ベッソンが制作に関わっている。僕はこの映画が結構好きだ。
この映画には、何やら見慣れた顔が出演している。よ〜く見れば、
「あれっ?スズコウさんだ。」
そうです、世界の映画スター!?我らがスズコウさんが出演している。役柄が凄い。フランスに滞在している日本の防衛庁長官を誘拐するジャパニーズマフィアの若頭なのだ。しかも、髪の毛がかなりある。とてもある。凄くある。撮影現場でのメイクさんの苦労が、
嗚呼〜!
目に浮かぶ・・・。
若頭ふんするスズコウさん、サングラスに、黒い上着の襟を立て、文明の利器を駆使しながら、痛快な作戦で見事に防衛庁長官の誘拐に成功・・・とその時、電話がなる。
「プルルルルル・・・」
「うるせえなぁ、今、良いトコなんだよね〜。」
「プルルルルル・・・」
「もしもし、三上ですが、あの今ちょっと立て込んでまして・・・。」
「お疲れ!鈴木です。」
「え、あ、お・・・、え〜、あの」
「おい、どうした、お腹痛いのか?大丈夫か?」
「あの、これって地毛?」
相棒の、大いなる仕事を見ながら、僕は、彼の髪の毛があることに、違和感を覚えてしまう。其処ばっかり気になっちゃう。そこへ、ナイスなタイミングで電話をかけてきてしまう、いつものスズコウさん。
思わず、そのまんま言葉に・・・。

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