山田線両石駅

(震災前)
震災前2006年9月16日訪問
震災後2012年7月22日訪問
両石漁港に築かれた高さ9mほどの防潮堤(
震災前画像)。
背後の集落を護る城壁のように聳えていました。
しかし今回の大津波は、この防潮堤を乗り越えて壊すや、集落のほとんどを更地に変えてしまいました。
駅は幸い山の中腹にあったため、津波による直接的な被害はありませんでした。が、集落から駅に至る山道は草が伸び放題となっています。
草をかきわけかきわけようやく1面1線のホームに上がると、目の前の待合所の壁には、誰が作ったのか千羽鶴が吊るされていました(
震災前の待合所内画像)(
待合所と千羽鶴の画像)。
【ホーム宮古方】

(震災前)

(震災後)
【駅入口からみた待合所とホーム釜石方】

(震災前)

(震災後)
【駅と集落を結ぶ道】
上の写真の反対側の光景。集落まで山道が続く。

(震災前)

(震災後)
【国道からみた駅への小道の入口】
山の中腹に両石駅のホームが見える。

(震災前)

(震災後 駅には津波の被害がなかったが、集落の家屋が消失した)
【ホームから見た両石漁港と背後の集落】

(震災前
拡大画像)

(震災後 漁港の防潮堤の右半分が壊れている
拡大画像)
【地形】
駅から海までは直線距離でわずか150mほどであるが、駅は山の中腹にあったため津波の難を免れた。
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