原付の免許を取得して、先輩から当時3万円で買った中古のホンダMBXに乗って峠を走っていた頃、WGPでは、とんでもないシーズンが展開されていました。
1983年。
ホンダのフレディ・スペンサーとヤマハのケニー・ロバーツと言う二人の天才が描き切った史上最高のグランプリシーズン。
先輩の影響もあって、モータースポーツに興味を持ち、毎月、RIDING SPORT誌を買いに走って」いましたねぇ。
当時はほぼ一か月遅れて、レースの情報をライスポで入手し、二人のライダーの壮絶な戦いに一喜一憂していました。
当時、ホンダに乗っていましたが、ケニー・ロバーツのファンでした。ただ、同年代のフレディにも親近感を抱いていましたね。
あれから30年。
一冊の雑誌(特別編集)と、ブルーレイが発売。
雑誌は三栄書房の「RACERS フレディ・スペンサーとケニー・ロバーツの83世界GP500 」特別編集。
ブルーレイはウィックの「FREDDIEvsKENNY 1983W.G.P500cc」。
RECERSは去年のお正月に発売で、BDは去年の年末だったかなぁ。
RIDING SPORTを読んでいても、良く分からなかった部分を30年経った今、雑誌とBDできっちり検証され、当時を思い出しました。
BDに関しては、鈴鹿で収録されたインタビューで、あの因縁のアンダーストープでの事を二人で対談していて、見ているこっちの方がドキドキしちゃったり。
鈴鹿50周年イベントで、二人に頂いたサインは、自分にとって超お宝ものです。(笑)
モータースポーツファンとしての私の原点はここにあると言っても過言ではありません。
“ファストフレディ”と“キングケニー”。
今でも二人は自分のヒーローです。