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品川駅を発車した「常磐貨物線大宮号でゆく鉄博への旅号は、大崎に運転停車後、山手貨物線を走行して東北貨物線へ入った。王子駅手前の折り返し線を使ってスイッチバックし、田端操車場脇から常磐貨物線へ入って三河島へ抜けた。この辺りは旅客線がないので、見る風景は新鮮だった。

通常湘南新宿ラインが走る山手貨物線を通過していたが、中里トンネルを抜けると京浜東北線と並走し始めた。その先の王子駅手前あたりで折り返し線に入った。ここでスイッチバックする。左は湘南新宿ラインの下り線、その隣の電車は京浜東北線上り線、一番左端は同下り線。

東北貨物線の折り返し線に入った。運転士(3名乗務)はここでサイドチェンジ。

ここの折り返し線には昇降台すらない。乗務員は電車のステップで地上に降りた。

犬走りには雑草が繁り、草木がズボンに絡み付いて大変だったように見えた。運転士と車掌が途中ですれ違う。

東北貨物線をスイッチバックして新幹線ガードをくぐると、右手には東京新幹線車両センターの留置線が広がる。

新幹線と反対側の左手にはJR貨物・田端信号場駅の機留線群が広がるが、やがてヤードは本線に近づいてくる。

東京新幹線車両センターも留置線が収斂してくる。

田端信号場駅からのポイントが本線に収斂したところで常磐貨物線と名前が変わる。

やがて常磐貨物線の出発信号機の手前で30分近く運転停車する。

右側からは新幹線の高架を潜り抜けて田端駅の脇にあるレールセンターへの引き込み線が分かれる。

運転停車中に車内を一巡してきた。5〜6号車はガラガラだった。先頭車のクハには京浜東北線〜根岸線走行に備えたATC機器室があった。

12:20分に田端信号場駅を発車した。直ぐに旅客線の東北線(宇都宮線)線路をくぐる。

常磐貨物線の田端信号場駅〜三河島駅間には多数の踏切がある。先般の北千住駅線路切替工事の日、ここに常磐線の回送電車が数多く走行したが、荒川区では区報で「踏切注意」のお知らせを配布したことは記憶に新しい。

田端信号場駅を出ると日暮里舎人ライナー、次いで京成線とアンダークロスする。

やがて常磐線が近づいてくる。

常磐貨物線の上り線は海側に周り込んで分岐する。

下り線は常磐線の三河島駅ホーム脇を駆け上がる。

ホームの先で上下線とも常磐線に合流した。一番右側の線路は常磐貨物線上り線から分かれた隅田川貨物駅への連絡線。

その隅田川貨物駅への引込線。高架はメトロ日比谷線。
常磐貨物線を通過した列車は、常磐線を馬橋へと向かう。

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