2004年11月27日に上り線が高架化された京成船橋駅は、2006年度末までに下り線を高架へ移す工事が進んでいる。船橋名物だった開かずの踏切は、下り線だけになって以後は遮断時間が短くなったので、踏切保安係を廃して自動警報機付踏切へと無人化された。上下線とも地上だった頃は電車が接近していても遮断機をくぐって駆け抜ける乗換客があとを絶たず、発砲信号器が焚かれるほど社会問題化していた。ホーム部分は直上高架方式で建設されており、全てが完成すると駅前再開発ビルと一体化され、JR船橋駅まで連絡通路が出来ることになっている。しかし、様々な事情から高架方式で立体化工事が行なわれているが、JR船橋駅直下へ地下線方式で建設されなかったことは返す返すも残念である。

自動化された京成船橋駅構内踏切

下り線ホーム(列車は特急・成田空港行き3500系8連)
左側の旧上り線ホームは通路として使用中。

道路側から見た京成船橋駅下り線ホーム(高架ホームは既に完成している)

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