3200型のうち最終増備車の通称3290型3291〜4、3295〜8の2編成は、3150型と同じスタイルの窓配置、片開き扉、セミクロスシートで登場した。そして、3190型4連と組んで6連2本で運用できるようになっていた。これは成田山新大本堂が建立された1968年に、ご開帳記念参詣客輸送のために増備されたものである。
一般通勤車と違う点は、編成に1箇所WCと物置が設置されていたこと、貫通路脇に照明付ヘッドマーク用のコンセントが取り付けられていたこと、側面に号車表示受けがあったこと、等々である。「特急開運」号運用時以外は一般車としても使用された。これを狙って乗ったものだ。京成が、<懐かしの車両シリーズ16>として3290型を描いたパスネットカードを2月18日から売り出している。画像は3298号車を先頭とする「特急開運」号で、宗吾車両基地で撮影されたもの。宗吾基地が開設されたばかりの頃で側線などもあまりない。
<京成電鉄のHP新着情報>
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/17-064/index.htm


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