2006年JR東日本カレンダーの<1月>分は、鳥海山を背景に羽越本線を走る485系3000番台の「特急いなほ」が載っています。偶然の一致とはいえ、先般の横転事故を忘れず「安全輸送」こそ鉄道の使命であることを年初めに誓う内容となりました。
「安全」は金喰い虫ですが、可能な限りの安全対策を鉄道会社は果たして欲しいものです。今回の事故との因果関係は未だ解かりませんが、JR各社は先頭車をクハにする組成方法を改めるべきと思います。狭軌鉄道の場合は、京急や京成以上に重い電動車が先頭にくる必要性が高いハズ。因果関係とは、科学的な一点の疑義も差し挟まないものではなく、経験則上考えられる因果律で判断するというのが「安全」の鉄則であり、訴訟になった際の因果関係の判断基準でもあります。

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