西九条から大阪環状線に乗り換えます。関西本線と阪和線を結ぶ連絡線は89年に単線で作られました。画期的なことでしたが、単線のため大阪方から関空方面へ行く場合には平面交差となり隘路になっていました。そのためこの3月にもう1本連絡線を新設し複線化されました。

環状線京橋始発の関空快速+紀州路快速が西九条にやって来ました。223系4連×2の8連です。

223系は基本番台車が1−2掛けの転換シートです。大型荷物を持った空港客に備えたといわれていますが、その分着席定員が少ないです。

天王寺まで来ると阪和線のダイヤ乱れのため、前方にオーシャンアローが止まったままでした。オーシャンアローが出てゆくと、続いて223系が連絡線へ入ってゆきました。

阪和線との合流地点で赤信号のためしばらく止まってしまいました。阪和線の電車が先に出てゆきました。

連絡線はいったん阪和線上り線に合流し、続いて下り線に渡ってゆきます。右側は89年に既開通している連絡線です。3月の連絡線開通で、連絡線部分の単線区間が解消しました。
阪和線に入った関空快速は快走しました。私としては初めて高架化なった阪和線を走行しました。杉本町付近も高架になり、阪和貨物線は見えませんでした(阪和貨物線は廃止届が出たようです)。地上に下りて大和川を渡り、堺市で降りました。ここから引き返します。
ダイヤ乱れで40分前の快速が来ました。再び天王寺の連絡線を通過しました。こちらは89年に作られた線で、既乗車区間です。新今宮で下車。新世界を歩いて通天閣に上り、堺筋線で北浜まで行きました。

JR新今宮駅で下りると、そこは阪堺電車の南霞町駅があります。ちょうど恵比須町行きが出て行きました。

新今宮駅からジャンジャン通りをふらつき、通天閣に上ると「ビリケンさん」が鎮座していました。ことしはビリケンさん誕生100周年とのことです。修学旅行生ばかりでした。

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