日曜日は家族揃って田んぼへ。
子供も大きくなって、なかなか家族揃ってとは行かなくなってきましたが、出来るだけ皆そろって。
水口。
板のレベルで田んぼの水位が決められるようにしています。
画像中、「し」の字を書く様に、迂回して田んぼに水が入ります。
大水が出たときには、勢い付いた水は迂回できずに直進します。
水口の嫌気醗酵槽です。
冷たい沢水を引き込んでいますので、水口はもち米でも採れません。
ならばとここへプールを作り、落葉や刈った青草を入れて、水中で醗酵させます。
それを通して田んぼに水が入り、肥料分を水が運ぶ仕掛けとなっています。
お兄ちゃんに耕耘機を掛けてもらいます。
田んぼの畦側は土を起こして、従来の田んぼ。
草の生えている部分は、不耕起の田んぼです。
かえるの卵。
我が田んぼの番人です。
生態系を崩さなければ、極端な害虫は発生しません。
かえるは害虫とされる虫の天敵となります。
我が田は、かえる君のお陰で恐ろしい農薬を撒く必要がなくなります。
我が田んぼは、沢から出てきた初めての水を使っています。
この水が下流域に流れて行くと、水道水の元の水にもなります。
お米にだけではなく、水にも残留農薬が心配になります。
過去の話しになりますが、除草剤に混入してダイオキシンが500トンほど日本の田畑に撒かれています。
ゴミ焼却で出るダイオキシンが、日本国土全体、1年で4kg程度です。
ダイオキシンだけではありません。毎年、新たな薬剤がたんまりと田畑に散布されています。
田畑がどれほど汚染されつくしているか分かりますね。
汚染されつくした田畑で食料を作る。
そこから流れ出た水を飲用水とする。
悲しき国土です。
過去の出来事や現状を見れば、国や行政は何もしてくれませんので、自分で身を守らなければなりませんね。
水俣病も薬害エイズも・・・・・