本日は田んぼの準備を致しました。
田んぼを起こした後は、水路の整備を致します。
用水を引いている元の沢は、沢蟹も生息するきれいな水です。
水路整備には大きく2通りの方法があります。
水路の水下から地道に登って行きながら整備し、完成した水路に落ち着いて水を通す。
もう一つは、水路の上から水と共に流れ下るように、水を水路からあふれ出さないように整備して行く方法があります。
子供達に聞くと当然の事、スリリングな後者を選びます。
ダイナマイトの導火線に火が付いたように、水がどんどんと水路を流れ下ります。
人間は水が溢れそうな水路の浅い部分を、掘り下げながら下へ下へと進みます。
水は、人間の疲れなどはお構い無しでどんどん下って行きますので、急かされながら泥をすくい続けた私は、半日で腕がパンパンになり足はフラフラです。情けなや運動不足のオジサン。
それでも、適度な筋肉痛で老化を少し遠ざける事が出来た事でしょう。
子供達は、大きなキャンバスでの泥んこ遊びに大満足です。
水が溜まってきた田んぼです。
今年は新たな事を取り入れようと思います。
それは「不耕起」という方法です。
簡単に書きますと、「稲を甘やかさない。」方法で、稲が本来持っている強さを引き出して育てる方法です。
結果が見えやすいように、田んぼの半分を不耕起、半分は従来通りの方法をやってみます。
画像の右側が従来通りに起こした部分です。
最後に、朝の光景。
桜の花とカラマツの新芽の、淡い色の取り合わせ。
夢の中の様。