子供が一生懸命に、畑に穴を掘っています。
かなりの深さになってきましたので、作業は大変です。
掘った穴で、最初に枝を燃やし熾きを作ります。
熾きを満遍なく穴の下に敷いて、その上に新たな枝を穴が満ちるまで、出来るだけ隙間がないように詰めます。
息抜き用の煙筒も忘れずに。
その上に藁を濡らしそれで蓋をして土を掛けます。
地面から出た煙筒から煙が出るという不思議な光景となります。
一連の作業、何をしているかと言いますと、薫炭を試験的に作ってみたところです。
薫炭とは畑に入れる炭の事で、籾殻で作られる場合が多いのですが、今回は邪魔にされる伐採時の枝で作ってみました。
この炭で畑の土の微生物や菌類が活発に活動するようになり、作物も元気になるというものです。
比較的邪魔にされているものが畑の役に立つものになれば、一石二鳥です。
果たして上手く行くものか?