食品にまつわる偽装事件、口に入れるものですから嫌な感じですね。
加工食品の挽肉原料は原価を抑える為に廃棄寸前のものだったり、何らかの理由で枝肉では売れないいわく付のものが回っているのを知っていましたから、この度の事件はそれほどの驚きでもありませんでした。
以前に、この度の事件とは関係のない内部告発ビデオで見た挽肉生産ラインでは、病気か怪我で膿だらけの枝肉があったり、癌か何かの異常のある肉がドンドンとミンチされていました。(牛肉なら癌でも病気でも偽装では当たらないのでしょうね)
消費者はより安い商品を選び、生産者はより高い利益を求めるのですから、その様な市場ではまともに食べられるものがないと端から思っていたほうが無難です。
別件ですが、知人の有機の田んぼを育成している方から、
「農協は病害虫に弱い品種の苗しか売らない」(稲の苗)
これも当然なのですね。
病害虫に弱い稲ほど農薬が掛かりますから、農協の売上が上がる簡単な図式が見えます。
もう少し複雑な図式、冷えても美味しいこの頃のお米の品種は糖度が高いのです。
糖度の高い主食を広めれば利益の上がる業界団体がありますね。
ついでにもうひとつ。
数年前に施行されたシックハウス法。
原因は幾多かの薬剤が原因ですから、根本解決は薬剤をやめればよいのですが、現実は違いました。
換気扇にまつわる業界団体が潤う法律になりましたね。それも、合板の業界団体のネットを崩すことなく。
潤った分、業界団体はどこに献金するのでしょう?
ダイオキシン法もそうでしたね。
何十兆円の血税が業界団体に流れる太いパイプが法律によって確約されています。
年金・保険もそうですが、いつまでたっても我々無知な庶民が食い物なのですね。