すごい雨ですね。
1年分の降水量の1/3がここ数日で降った長野県ですが、
このときのお話に上った内容、岡谷の土石流で思い出しました。
軽井沢町内で明治時代に起きた山津波で村が消失した事、同じ状態だったのではないか、と想像しております。
早速、気になった例の場所に行って見また。
ここは、別荘地の開発土地と隣接する水流です。
画像の奥が川下で濁流の様子が分かり、中央部で流れが絞られている事が分かりますね。
川上は古い別荘で流域に余裕をとって石積みをしてありますが、新しい別荘地は最大限に拡げられ流域はU字溝のみとなっているのです。
つまり、手前は川幅3m程度で流れていますが、その先のU字溝は80cm程度しかないのです。手前の古い別荘の川幅は4〜5m迄まだまだ余裕があります。
これ以上、水量が増えればどうなる事でしょう?
「軽い沢」の語源となったとも言われる、流れに転石が混じったらどうなるのでしょう?
このほかにも、水に浸かった真新しい別荘分譲地では泥水の清掃作業をしていたりします。
土地が売れてしまったら清掃作業はないと思いますが。
地元の人は一様に「あの辺りは湿地、家を建てるところじゃない」
大雨の被害も天災か人災かよく分からなくなりますね。