ピーチクパーチク、本当に賑やかだよ。
昨年に続き2年連続でシジュウカラが我が事務所のポストに巣をかけた。
親鳥は始めに苔を持ってきて敷き詰め、しばらく放置する。その後、動物の毛の様なものを一気に敷き詰め丸くいわゆる巣のかたちにする。
ここで疑問、シジュウカラは身篭ってから巣作りをするのか・それとも、巣作りがある程度整ってから子作りをするのか?人間の立場からは察する事も出来きず。
疑問はそのままであるが、卵から孵ったシジュウカラの子は親に餌をねだるように弱くピイピイと鳴いている。
それも束の間、子が成長してきたのか、私が近づくと親は警戒のサインかピーピーピーと叫ぶ。子はそれを聞きつけるとポストの中で一斉に頭を下げ縮こまる。ときに親鳥はポストを覗き込む我々に激しく威嚇する。こちらは見守ってあげているのだが。
リアルタイムでピーチクパーチク、ドタバタと進んでいたシジュウカラの子育ても最後の子が巣立ちお仕舞い。
空の巣箱(本当はポストなのだが)と静かないつもの事務所が戻ってきた。
我が家族もいつかはそのときが来るのだろう。