今年も、お味噌を仕込んでおります。
昨年は仕込んでおらず、いささか残念です。
とりあえず、大豆を浸水させ、茹でるところから始まりです。
風向きが変わると、大豆も見えます。
なんでも、ガスで大豆を炊くより、薪を使って炊いた方が短時間で柔らかくなり、味も一味違う様です。
火の通った大豆、凄い良い匂い!
このまま食べても、無論、美味しい!
食べていると味噌になりませんので、今度は、大豆をつぶして行きます。
機械を使っているものの、なかなかコツが要って、力技では駄目で、やっぱり、呼吸と言うか・タイミングと言うか。
きれいにつぶれたものを、もう一度、機械を通し、より滑らかに。
これは、豆の粒が残り気味が良い方と、滑らかな方が良い方と、好みで潰し方を変えれば良さそうです。
起こして置いて頂いた麹です。
こいつの働きが、重要です。
上のつぶした大豆に、斑なく丁寧に混ぜます。
私も混ぜておりますので、この写真はありません。
混ぜたものを、瓶に詰める為に、丸めて行きます。
パンの仕込みの匂いを思わせる匂いが漂っております。
内部に空気が残留しない様に、丁寧に潰して行きます。
この当りは力技で、女性より男性の方が向いている様です。
参加者、皆さん、それぞれの器に詰め、作業が完了です。
これから食べられるのが1年後。
この前に、大豆の種を畑に蒔いて育てて下さった方がおり、そこに1年。
手間隙が掛かり、無農薬の国産大豆、そして、麹の醗酵の力。
幾度となく、奇跡を重ね熟醸されるお味噌。