
春先は水不足に泣かされましたが、夏場の良い気候に恵まれ今日を迎えました。
我が家族とcassiopeamさま、お手伝いのキオちゃん家族、プロの与一郎さん、大人数での稲刈りです。
水不足により田植ができずに、稲の苗を苗箱に長く置きすぎた為に苗の勢いが落ちて分株が悪く収穫量が落ちた------プロ与一郎さんの見立てであります。
3年目の田んぼ、なんとなく「米」が見え始めた気がした年でありました。
水不足に泣いた春、休耕田は機械を入れれば簡単に田んぼに戻せます。しかし、一度機能を失った水路は個人の力では簡単に戻せません。田んぼは起せても水がなければ田んぼになりません。
減反を進めている日本の現状、もし、米不足で「田んぼに戻して!」といわれても水路は簡単に行かないでしょうね。
無農薬・無除草の我が田、非常に効率が悪いのです。
3人がかりで除草しても1日では終わりません。
プロは2,000円足らずの除草剤を朝飯前の仕事で流してOK!
そして取りそこなった雑草が曲者であります。
稲刈り機の正常な動きを邪魔します。仕方がなく手で刈ったり、機械がまとめきれなかった稲を束ねます。これまた、効率が悪いのです。
それで、気付いた事があります。
「手で除草は効率が悪い」
「そんな事をやっていれば効率が悪い」
「それは効率が悪い!」
「効率が!」
プロのお言葉です。
「うまい米のために!」
この言葉はは一つも出ないのです。
これが日本の稲作の現状なのでしょうね。