和食の食堂をなさっている方とお話しをしていたら、「味噌を仕込む」というお話しが出て、「それなら」と便乗させて頂きました。
大豆を水に浸して、一晩以上、18時間も浸けて置けば良いそう。
豆の保存状態、乾燥度合と、ご相談で。
茹でる事、4時間半。
とても、良い香り。
大豆を食べてみたら、旨い。
しかし、昨今はコンビニに行けば、24時間、弁当が売っていて、「チン!」すれば、いつだってご飯が食べられる。
酔狂だね、味噌作り、もう、22時間半も掛かっている。
大豆を潰し出したら、写真が撮れない。
むせ返るほどの、大豆の良い香り。
あらかじめ用意してあった麹と塩を合わせてあったものと、潰した大豆と混ぜ合わせて行く。
麹と塩は、豆に取り掛かる前に混ぜて置いたとの事、すでにこの時点で味噌作りは48時間を経過か。
何度もいうが、「チン!」すれば、いつでもご飯が食べられる時代なのにね。
感謝と希望を込めた気持ちで、空気を抜く様に強く樽に詰め込んで、味噌作りが終了。
しかし、これから、まだまだ、美味しく食べられるのは2年後。
大豆を育てる事から始めれば、3年に渡る事業。
生まれた子供も、3年も経つと走り回っているよ。
「一年の計は、元旦に有り。」
といっていた日本人、味噌を作るには3年の事業。
見通しを持たない計画性の無い暮らしぶりを、
「その日、暮らし。」
昨今のコンビニやスーパーマーケットに依存生活は、それより先進的。
一食毎に、
「何食べる?」。