明け方の気温が、0.4℃まで下がった。
地温が上がっている時期だから、然程の問題ないと思っていたが、ここは標高975m。
やられた。
6月の声を聞けば、夏野菜の定植は問題ないといわれておりますが、天候の悪戯。
4月初旬に種芋を植えたジャガイモ、2ヶ月を掛けて、ようやく目が出たばかりなのに。
鷹の爪、これもやられた。
ジャガイモも鷹の爪も、高い部分がやられて、地面に近い部分はかろうじて大丈夫。
30cmしか離れていないのに、隣の鷹の爪は大丈夫。
ジャガイモも、隣は大丈夫。
何だろうね、この2つを分けるラインは?
しかし、面白いのは、林に近い畑の場所は何の被害もない。
森に寄り添っていれば、冷え込みもきつくないよう。
多分、芯までやられていないので、どれも持ち返すかと思う。
しかし、なんで30cmを分ける?
不思議。
人間でも、同じ場所で同じシーンなのに、「つらい。」・「苦しい。」という人もいれば、「楽しい。」・「面白い。」という場面に出くわす事がある。
人によって感じ方に違いがある。
植物には思考はないとされているけれど、「つらい」と思った瞬間に、己の思考に己が潰される事は多々あること。
もしかすれば、ダメになりかかった苗が生長して最も良いものになる場合もある。
読めない事が、世の中だね。
読めないことも「ダメ」と感じないで、読めない事も面白さの一面なのかもしれない。