銀座にある懐石料理屋さん、ミシェランガイドでお星をもらった、そこで働いていた板さんにモミジガサをお見せしたところ、
「こ、これは!どこで、手にはいるのですか!?」
はいはい、我が家は、育てているのでお庭で手に入るのです。
軽井沢でも、沢っぽくて日当たりが程々にあるところには、群生していたりします。
板さんに聞くところによると、築地でも希少食材で、仲買さんが配給してくれるそうです。
信州ではあまり食べる習慣がないので、比較的、楽に手に入ると思います。
今が旬の、浅蜊のおすましに浮かべて、朝食です。
山菜が良い味だけではなく、汁にも香りが移ります。
この感覚って、身体が欲しているミネラルが、おすましの汁に解け出しているんだね。
春を感じさせる、ふきのとうや山椒の木の芽を思わせる、ほろ苦く懐かしい味。
山が直結の、食卓は豊か。