大工さんに見せて頂いた、ソーラー発電システムのご紹介です。
草むらに置かれた、仮設のソーラーパネル、お世辞にもそうは発電しそうに見えないです。
リチウムイオン・バッテリです。
お聞きすると、かなり高価なもの。
左上はメーター、右上がチャージコントローラー、下がインバータです。
太陽光パネルで発電された電気が、チャージコントローラーを介して、バッテリーに貯められます。
チャージコントローラーは、電気を貯めることだけの制御ではなく、バッテリーが過充電しない様に電流を調整したり、バッテリーからの太陽光パネルに逆流する事を防ぐ仕事を致します。
直流12Vで貯められた電気を、交流100Vに変換するのがインバータです。
このシステムで出来た電気を、充電式工具のバッテリーに貯めて使います。
充電式の工具の性能が良くなっており、最近は、丸のこの種類も増えています。
モーターの回り始める初動の電流がかなり必要な為に、コード付きの丸ノコをこのシステムで動かすことが出来ないのですが、工具用のバッテリーに貯めるところがキーポイント。
大工さんに聞いたところ、一人で使うには晴天時では問題ない電気量との事です。
1枚目の画像の太陽光パネルからは、意外な感じ。
もう少し工夫すれば、建築現場も電力会社のしがらみから脱出できるかも。
売電しないで電気を発電して貯めて自分で使う、よって、電力会社とのつながりがなくなる、これからの生き方かも。
チェルノブイリ事故をみて、福島第一の事故をみて、ドイツは脱原発に政治の力で舵を切りました。
何で当事者の日本は、原発再稼動なのだろう?
世界から見ても不思議な国ですね。
ただいま、電力のオフグリット化に興味あり。