近江の里に久しぶりに足を運んだ。東京は晴天だったが、関ヶ原を超える頃から雪となり、この地に着いた頃は吹雪となっていた。土地の人は、「こんなのは雪じゃありません。」と言うが、雪に接することの少ない私には、交通が停まってしまうのではないかと、内心心細さを感じた。
それにしても、米原駅というところはなんと寂しいところだろう。新幹線との乗り継ぎ駅にもかかわらず、駅前には目立った店もなく、近江鉄道の始発駅もなんとなく粗末でわびしさを感じる佇まいである。近江鉄道沿線の八日市駅の賑わいに比べるとその違いにはびっくりする。堤氏も、プリンスホテルなどに力を入れず、ふるさとのこの地への投資を先代に引き続きもっとやっておけば、あのような犯罪も起こさなかっただろうに・・・と無責任な考えをふと抱いてしまった。<06/01/24>



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