まずは前回(
05/5/22)の訂正。最初に買ったMacintosh Classicのディスプレイはモノクロ9inchなんだけど、調べてみたら解像度は512×342。う〜ん、ますます箱庭盆栽の世界だ。
今回ディスプレイにまつわる話を・・・と思ったんだが、その前にあまりに懐かしいシロモノを発見したので先に。
これ、何だかわかる人はまずいないと思うけど、実は十年ほど前に自分で作ったゲームなんだよ。名付けて「StripJanken」
HyperCardで作ったスタックで、いわゆる「野球拳」だな。BGM、効果音、グラフィック(って大袈裟なもんじゃないが)、スクリプト等々全部自作。ディスプレイがモノクロで盆栽箱庭の世界でも、けっこう遊べるものが出来るんだよ。当時よく通っていたススキノのスタジオのSE/30に入れておいたら、けっこうみんな遊んでいくんだよね。スクリプト上ではけっこう難易度を高めに書いて・・・もっともβ版だから、苦労して勝っても女の子は上半身しか脱がないけど(笑)本編のグラフィックは全部脱衣した分まで用意したんだけど、途中で挫折したので今でもβ版のまま。
HyperCardってスゴいソフトだったよ。今はもうMac買ってもバンドルされてないけどね。でも数年前まで無償でMacに付いてたよ。何でもできるソフトウェア開発環境だったね。何せCとかパスカルとかベーシックとか機械言語なんぞ全く知らない私でさえ、こういうゲームやパラパラ漫画が簡単に作れたし。そりゃもちろん思いのままに動かすためには「スクリプト」書かなきゃならんけど、ほとんど日常英会話程度の英語ができれば何とかなった。当時2〜3歳だった夏海にアドベンチャーゲームとか作ってやったっけ。あと音も取り込めるから、当時の夏海の声を取り込んで、そのサウンドは今でもパソコンのアラートに使ってるよ。操作間違えたり新着のメールがあると「Appu!」って言うんだよね。しかもこのゲーム、遊んでいる最中に上司が来てもいいように「Panic!」ボタンも用意していたし、ちゃんと「about」も作った。
最後に当時の開発環境を。
本体はLCのロジックボードを68040の25MHzにアップグレードして、さらにクロックレートを33MHzまで引き上げる違法改造したLCV改(愛称Elsieちゃん)ディスプレイはSONYのトリニトロンチューブ13inchマルチスキャンモニター(ビデオも映る)本体のV-RAMはめいっぱい搭載していたので800×600で32,000色。番鱒んとこのiMac、OS9のはずだから今でも遊べるんじゃないかな?