いや別にSONYのMDR-CD900STを2台持ってるワケじゃなくて、シモテの方はMDR-7506ってヤツなんだよね。
こうして見ると外観はそっくりなんだけど、違いはコード。この画像には写ってないけど、7506の方はカールしていて、先っぽがステレオミニで標準サイズのアダプターが付いてる仕様。んで、もっと決定的な違いは「音質」・・・まぁ、当たり前なんだが。
カミテのCD900STは3年くらい前にササモン氏の推奨で買ったんだけど、これまでちょこちょこ触れてきたように素晴しいヘッドホンでね。もう完璧に私の耳の一部。でも、先っぽが標準仕様なんで、使い勝手という面では支障が無きにしもあらず。そこで、ステレオミニ仕様で見た目がそっくりな7506をネットの通販で2年くらい前に購入したワケ。けっこうな値段だったと記憶してるんだが、結論から言うと、たいした事ないな。
普通に聴いてる分には(CDとかDVDの鑑賞)多少鼻声で左右の広がりが狭い感じはするんだけど、まぁそれなり。でも、どうしてもCD900STの音に慣れてるから、「見た目は同じようでも、こうも違うもんか」っていう感じ。当然、使っているドライバーとかは全く別モノでしょうな。あ、そうだ。左右の広がりといえば、いつぞやクソミソにこきおろした音家のCPH-7000の方が、まだ広がりが感じられる。数年かけて、やっと値段相応な音になってきたよ。手間ひまかけさせやがってからに、この!ただし、誤解のないように言い添えるけど、あくまで値段相応になってきただけで、発売元の謳い文句が誇大広告でるのは相変わらずだよ、あれは。
というわけで、適材適所。シビアなミックスダウンとか良い音でDVDやCDを楽しみたいのならCD900ST。今、机の上にある、そこらへんのソース(Gyao+、iPod)を手軽に楽しみたいのなら7506。DGP-5でピアノレッスンの予習復習をする時は、掛け心地(だけ)が良いCPH-7000。
この7506、コンパクトに折り畳めるから、この時期の通勤用にちょうど良い。耳当て代わりにして、iPodの音を聴いてるよ。それこそ他人が見たら、いかにも怪しげなおっさんに見えるだろうけどね(笑)