PKD日記

2010/2/1 | 投稿者: losthouse

デヴィッド・ボウイの「ロジャー」を久しぶりに聴いていて、このレコードこんなに良かったかな、素晴らしいな、と独り感激して、そういえば、あれは10年くらい前だろうか、もっと前か、ボウイとイーノが久々にタッグを組んだ、と発売当時話題になった「アウトサイド」ってレコード。あれを未だに聴いたこと無いな、と思って、近所の投げ売りショップへ行ったら125円で売ってたので買って来た。

しかしアジトに戻り、CDラックに収納しようとしたところで、僕は眼前に広がる光景を目の当たりにし、自らの存在を揺るがされるが如くに戦慄する。

僕のCDラックには「アウトサイド」が、既に1枚鎮座していたから。


たぶん前にも、そういえば未だに聴いたこと無いな、とか今日と同じことを考えて、近所の投げ売りショップで125円で買って来たのだろう。

忘れているのである。きれいさっぱり忘れているのである。

僕は買ったレコードは必ず聴くので、聴かずにそのまま放ったらかしていた、というわけではあるまい。
ちゃんと聴いたのに、聴いたことすら忘れているのである。

聴いた挙句に聴いたことを忘れてしまうとは、僕の記憶には何か障害があるのだろうか。
それともやはり、何らかのSF的、オカルト的要因により、僕の記憶が何者かによって改竄されてしまったのだろうか。
はたまた、「アウトサイド」ってそれ程までに聴いた印象の残らない、薄味で退屈なレコードなのだろうか。


真相は薮の中だが、来年あたり、また持ってることをすっかり忘れて、もう1枚「アウトサイド」を買って来そうで、それが僕には恐ろしくてならない。









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