亡命日記

2009/9/19 | 投稿者: losthouse

秋の恵比寿。
リキッドルームに行って、ソウル・フラワー・ユニオンのライブを観る。

僕にとってのソウル・フラワーは「常にどっかでやってるバンド」なので、気がつくと随分ライブを観ていないな、ってことに気がついて、じゃあちょっとふらっと行ってみますか。ってんでちょっとふらっと行けるのもこのバンドの良いところ。何故なら「常にどっかでやってる」から。

約2時間30分、飲めやうたえの馬鹿騒ぎ。
相も変わらぬ中川敬の芸達者ぶりも堪能したし、新メンバー高木克のストーンズ丸出しなスライド・ギターも実に良かった(アンペッグのアクリルボディがキースみたい)。

でもちょっとびっくりしたのは、そのステージと客席の一体感というか、会場内に充満するピースなヴァイヴというか、例えば僕が最も頻繁に足を運んでいたニューエスト・モデル時代のライブや、初期ソウル・フラワー・ユニオンのライブでは、もっと観客がおいてけぼりになるような、ステージと客席の間にぎすぎすした緊張感を漂わせていたことも有ったと思うのだけど、あれから約20年、ソウル・フラワーはもうすっかり「お祭りバンド」としての地位を確立し、観客の側もそれを受け入れる準備は完璧で、まさに「エエジャナイカ」、星野之宣でいうと「ヤマタイカ」な祝祭空間がそこにはあって、やっぱりこれもフジロック効果か。
あのぎすぎすしたライブも懐かしいけど、みんなが楽しそうになって良かったな、と、感慨に耽る。

曲間、中川敬は客席に向けて「みんないま良い顔してるでぇ。そのままの顔で職場とか、学校とかに行ったらええ」としきりに言っていたけれども、確かに普段難しい顔ばかりしている僕も、気がつくとガハハと大口開けて笑っているのだから、ソウル・フラワー・ユニオンのライブにはそういう力がある。

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