ポン引き日記

2009/9/10 | 投稿者: losthouse

ふらりとCD屋さんに立ち寄ったら、ディスプレイは何処もかしこもビートルズ、店内に流れるのもビートルズ、お客さんが買ってるのもビートルズ、って、どいつもこいつもビートルズでなんか腹立たしいので、いやがらせにローリング・ストーンズ「ゼア・サタニック・マジェスティーズ・リクエスト」のCDを買った。

ちゃんとオリジナル通りに、角度によってメンバーが右を向いたり左を向いたりする3D写真が貼り付けてある紙製ケースで、そのミニアチュールぶりが可愛くってついつい。

帰ってから、早速アジト所蔵のアメリカ盤LPジャケットと並べて遊ぶ。
CDのほうが色がどぎつい気がするけれど、なかなか忠実にLPジャケットを再現していて笑える。

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思えば僕が子供の頃には、周りの大人はみんなこのレコードを「ストーンズの失敗作」だと断じていて、みんながそんなふうに言う悪しき風潮が有ったわけだが、21世紀になった今ではまさかこんな名盤を「失敗作」だなんて言うやつは居ないだろうな。子供に嘘を教えてはいかん。
これはほんと名盤です。

「魔王のお城」におけるキース・リチャードのメタリックなギターであるとか、「2000光年のかなたに」でブライアン・ジョーンズが弾くやけっぱちなメロトロンだとか、メンバー各人のプレイも聴きどころの多いレコードだけれども、何と言っても最終曲「オン・ウィズ・ザ・ショウ」に溢れる、「愛嬌のある品の無さ」こそ、ローリング・ストーンズ最大の魅力である、と僕は思う。


で、「ベガーズ・バンケット」以降のストーンズはこの「愛嬌」を放逐することで「世界一のロック・バンド」と呼ばれるようになるわけで、僕にとって「ゼア・サタニック・マジェスティーズ・リクエスト」は、「ストーンズ最後の愛嬌」とも言い換えることが出来るのだった。








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