アストロ日記

2009/4/18 | 投稿者: losthouse

総武線に乗って、新小岩。
江戸川区総合文化センターという、大変趣きのあるホールで、平沢進のインタラクティブ・ライブ「点呼する惑星」最終日を観る。
http://prc.interactive-live.org/

何と言っても江戸川区総合文化センターなので、会場入口の案内板にも大変趣きがある。
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前回のライブは鴬谷だったし、さすがデビュー時に「常磐線ポップ」を標榜し、名曲「カメアリ・ポップ」を生み出しただけの事はある。下町の江戸っ子テクノ。

しかし一旦幕が開けば、ここが新小岩であることを忘れさせる程に平沢進の世界観に引きずり込まれる。
爆音で鳴る変態テクノと、ファルセットから囁き声、怒鳴り声まで自在に使い分ける超絶ボーカル。回を重ねるごとに高品質になって行くCGと、相変わらずの平沢文法で語られる奇妙なSF物語。タイから招聘したSP-2たちもゲストに加わり、大変完成度の高いショウを観た。

インタラクティブ・ライブも今回で10回目らしいけれど、もうすっかり一級のエンターテインメントとしての自信が感じられる。とても楽しんだ。

ところで今回のライブで一番衝撃的だったのは、ついに平沢の手元からキーボード・コントローラが姿を消した事で、代わりに何が有るのかというと、スタンド上に3本のタワーが立っていて、そのタワーの間をレーザー・ビームが6本走っている。平沢がそのビームに手をかざすと、ハープのストロークやらシンセの効果音やら、仕込んである音源が鳴り出す仕組みになっていて、こんな奇妙な機材を一体どこから見つけて来るのか、と思って検索してみたら、どうやらこの「beamz」というやつらしい。http://www.thebeamz.com/


キーボードが無くなった事で、ステージ上に鎮座する使用楽器は、上に書いたレーザー・ビームに、自転車の車輪を片手で回して発電する自作シンセ、昨年のライブから使い始めた巨大放電テスラコイルと、「楽器」よりは「ガジェット」と呼んだほうがしっくり来るラインアップで、まともに楽器のかたちをしているものは、たまに思い出したようにソロを弾くエレキ・ギターぐらいだ。

遥か昔、バンド編成でギターをかき鳴らしながらうたっていた平沢進を知っている者としては、もう2度とあんなライブは観られないのだろうな、と思って寂しい気分にもなるが、変梃で面白いからまぁそれでも良いや。

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