納沙布日記

2009/4/8 | 投稿者: losthouse

地味にだが、こんな本が書店に並んでいて。

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「ビッグコミックセレクション 名作短編集」
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091825360


ビッグコミックの創刊40周年記念とかで、69年から2003年までに発表された読み切り作品の中からセレクトした短編を、年代順に並べた好企画。

あんまり地味に並んでいるのでスルーしてしまいそうだけど、これにはなんと楳図かずおの「さいはての訪問者」が収録されているのだった。

マニヤの方ならご存知だろうが、「さいはての訪問者」といえば「イアラ」の初刊本(ゴールデン・コミックス版)にしか収録されていなかったレア短編なので、読んだことの無いひとも多いだろう。
かくいう僕も「イアラ」の初刊本は持っていないので、今回初めて読むことが出来た。

脂ののりきった「イアラ」期の楳図文法が冴える、「解決しない」ことの不条理を描く寓話。傑作じゃないですか。びっくりした。

「さいはての訪問者」が読めるだけでも嬉しいのに、更にいままでずっと単行本未収録だった、諸星大二郎「女は世界を滅ぼす」まで読むことが出来てしまう。

地味だが侮れない、非常に良い本だ。




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