崖日記

2008/8/25 | 投稿者: losthouse

親切なひとの、「お兄ちゃん、ポニョ観たいかい?ポニョ。ポニョあるよポニョ」という怪しげな誘いに乗せられて、宮崎駿の新作「崖の上のポニョ」を観せてもらう。

観終わって茫然自失、あまりの衝撃的な内容に、しばらく気が遠くなる。

もうおはなしなんて、テーマなんてどうでもいいのか、全編に渡る奇怪なイメージの洪水、ただそれだけの映画。
構成も文法も、そんな瑣末なことはすべて無視して、ひたすらイメージだけを優先させる。とてつもなくアヴァンギャルドな映画だった。

まるで他人の夢を撮影したものを見せられているような、そんな気味の悪さと居心地の悪さが1時間半連続していたたまれなくなる。
実際、僕が子供の頃に繰返し見てうなされていた悪夢にそっくりなシーンがあって、観ているあいだも怖かったけど、いま思い出してもまだ怖い。

こんな前衛的な映画が、大劇場にかかるのは実に稀なことだと思うので、まだ観ていないひとは観に行ったほうが良い。
でも怖いのが苦手なひとは、止めておいたほうが良いかも知れない。




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