大人日記

2008/8/8 | 投稿者: losthouse

新刊漫画まとめ買い。

諸星大二郎「未来歳時記・バイオの黙示録」

それにしても一番に感心するのが、諸星大二郎が2008年の現在になっても、変わらずコンスタントに新刊を出し続けている、という事で、「栞と紙魚子の百物語」に続いて、今年2冊目の新刊である。
70年代の短編にも似た印象を感じさせるスペキュレイティヴ・フィクション。ラストに僕は「生物都市」を思い出してしまう。

楳図かずお「赤んぼ少女」

また出た楳図パーフェクション最新刊。カラーページの再録と扉絵のために買う。
同じ漫画を何度も買う。それが大人になるということらしい。
でも久しぶりに読んだら、切なくて哀しくて号泣した。

山上たつひこ「光る風」

こちらも、単行本化の際に削除された扉絵やネームを復元した完全版。装丁が格好良い。
全1冊で一気に読み進められるのがとても良い。
同じ漫画を何度も買う。それが大人になるということらしい。

つげ義春「生きていた幽霊」

若木書房から出ていた貸本単行本の復刻版。
同じ漫画を何度も買う。それが大人になるということらしい。
それにしても小学館クリエイティブによる貸本復刻シリーズの充実ぶりは凄い。
今月末の刊行予定には、水木しげる「地獄の水」や楳図かずお「猫面」がラインアップされていて、以前出た「妄想の花園」に収録されていた「猫面」は後年の改稿版だったので、ついにオリジナルが復刻されるのだとすると楽しみで仕方が無い。

こうの史代「この世界の片隅に 中」

たまには最近のひとの漫画だって読む。
こうの史代の漫画は本当に素晴らしい。にこにこして和やかな生活のなかで、ふっと頭をもたげる絶望ややり切れなさを、何とか手なずけてそれでも生きてかなくちゃいかん、という意志のようなものが好きだ。




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