マシンガン日記

2008/6/10 | 投稿者: losthouse

ひと月くらい前に、なんの気なしにポーティスヘッドのデビュー・アルバム「ダミー」をレコード棚から取り出して久しぶりに聴いていたら、やっぱりとても格好良くって、「やっぱりとても格好良いなぁ」なんて言っていたんだけど、でもスクラッチのキュッキュいう音やら、そういえば「トリップ・ホップ」なんてむかし言ってたよなぁ、って感じのブレイク・ビーツやらが、いかにも90年代的な恥ずかしさも感じさせて、「格好良いけどこれってちょっと近過去」と思っていたのだ。ほんのひと月くらい前に。

そして今日、なんの気なしにレコード店でぷらぷらしていると、なんとポーティスヘッドの新アルバムが売っていた。

10年ぶりの3枚目。3枚目だからタイトルは「サード」

なんかもう4月から売っていたらしいのだけど、誰も教えてくれないから全然知らなかった。迷わず買う。

買ってアジトへ帰る道すがら、「でも未だに90年代チックな、スクラッチがキュッキュいうやつだったらどうしよう。今さらトリップ・ホップだったら嫌だなぁ」と考えていたのだけれど、杞憂杞憂。全然杞憂。

10年経ったポーティスヘッドは、むかしと変わらず格好良かったけど、キュッキュいう音楽では無くなっていた。

最新作は、誤解を恐れずに言うならば、実にロック。こういうのが僕の考えるロック。
冒頭の語りから、ギターの低音が唸る最後の一音まで、全てがロック。これがロック。素晴らしい。大傑作。

こういうバンドがやりたいなぁ、って思うレコードを、ほんと久しぶりに聴いた。






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