「ふるさとの風放送に見る、日本政府の対応と今後の方策について」
BCL
北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」(「日本の風」)・・・日本政府
この番組は、北朝鮮に拉致され、今なお北朝鮮に囚われている日本人の皆さんに向け、短波放送により日本政府がお送りしているものです。
しおかぜ、は思想的にいささかアレですので、今回は日本政府の公式放送を聞いてみました。
台風が接近中、2230JSTからの、周波数は9705kHzです。アンテナは、しおかぜ同様、同調してないハイバンド用トライバンダです。
まず放送始まる前、チューンしてみますと、
すぐ右隣の9710kHzにはCNR、中央人民広播電台・中国語放送100kW、送信所は河北省石家荘市というところらしい。ジャンジャンとチベット音楽みたいなのの鳴り物がうるさい。
左側のキャリアは、自由アジア放送・250kWテニアン、クメール語(ただし音声は聞こえなかったので放送してないかも)、
つまり、またしても挟殺されていて、しかも右からは左に、左からは右に挟まれに行っています。ややこしい。
そして2229JST過ぎ、
キャリア出た。
で、ふるさとの風放送、
・・・CNRのスプラッタに潰されまくり、何言ってるのか解らない。
まず安倍の声明(晴明ではない)、そして誰か政治家、国会答弁みたいな紋切り型のお知らせがあって、あとは坂本九の見上げてごらん夜空の星、以下、、。
ふるさとの風の送信所はBVとかT8とかなんとか言ってるひとも居ますがそれは不明、パワーは公称100〜300kW。ジャミングは無かったものの、どうですかね。CNRからのあからさまな妨害は。
5メガのしおかぜも9メガのふるさとの風も、距離と周波数考えると、現地では混信等であまり聞こえてないふうに思えます。てかソウルで聴いてみれば、その検証はかんたんな話なんだが。
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で、ここ数日BCLしてみた結論としては、アメリカ国連大使は北朝鮮に対し、「核を保有する北朝鮮を決して認めない」などと寝言を言っていますが、
北朝鮮の、「まずお前の持ってる膨大な核を捨ててから言えよ」、っていう主張はごもっともであり、まったく説得力がありません。
また制裁措置、石油禁輸や労働者の国外雇用禁止、繊維輸出禁止なども、人民それ自体を苦しめることになるのでたぶん逆効果です。
すなわち、解決策としては、核については、中国もロシアもアメリカも持ってるんだからしかたない、持たせておいて使わせず、
北朝鮮を暑苦しいくらいの押しつけがましい太陽政策で、むしろ大いに豊かにしてやって穏やかに民主化に移行しか手は無いだろうと思います。
具体的には、ユニクロの縫製所を作ってやるとか、あるいは、
これは400年前の高麗100円ショップの茶碗ですが、いま、大徳寺にあるこれは日本の国宝になってますが、ダイソーがこういうのを作らせるとか。
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ただいま、
安倍晋三首相、衆院解散を決断 10・29衆院選が有力 北朝鮮情勢の緊迫化で方針転換 「安保法制の意義問い直す」 創価学会も緊急幹部会・・・サンケイ新聞
われわれ日本国民を他国のミサイルで脅してマッチポンプ、支持率上げておいてからの解散総選挙、
ここまでの安っぽいストーリーは、ざっと偏差値=成蹊大レヴェルの目論見どおりですが、自衛隊を憲法に明記したらどんな恐ろしいことが起こるか?
あたまのすこし足らないひとたちが、北朝鮮断固殲滅!!憲法改定!けんぽうかいてい!!ワーギャー騒いでいるようですが、すこし考えれば、幼稚園児の生徒さんでも解ると思います。
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